1.11.2009

じゃぱん、がばめん、ふおるもさ、ううろんち、わんかぷ、てんせんす。かみんかみん


 


















 特に当てもなくぷらぷらと
 本屋で見つけたこの本。


 夢野久作「犬神博士」



 …まさかの文庫
 思わず二度見。




 夢野久作の本を初めて読んだのは
 意外と大学入ってからなんですが
 「ドグラ・マグラ」を最初に読んで
 なんでもっと早くに読まなかったのかと。

 本のカバーには
 −「ドグラ・マグラ」は、天下の奇書です。これを読了した者は、
 数時間以内に、一度は精神に異常を来す、と言われます。
 読者にいかなる事態が起こっても、それは、本書の幻想怪奇の
 内容によるもので、責任を負いかねますので、あらかじめ御諒承ください。−

 …なんて書いてあるのです。
 こんな本を待っていた。




 勿論夢野久作、私はまってしまいました。
 少女地獄、瓶詰めの地獄等々
 どれも奇想天外摩訶不思議、
 独特の文体で描かれた夢野久作の空気
 


 そんな彼の作品が文庫で出たのです。
 再発されたのかな?
 これこそ出版されるべき本。
 紙の無駄使いとしか思えない様な
 珍妙な文字の羅列を印刷するより
 こうゆう本をもっと出版してほしい。




 まあ知ってる人は知ってるし
 特に珍しい本ではないのですが、
 一度読む価値あり。
 
 

~Link~

Wikipedia  夢野久作
Amazon.co.jp   犬神博士
Amazon.co.jp   ドグラ・マグラ

0 件のコメント: